ご家族一人ひとりに向き合った、
かけがえのないストーリー。
〜実際にお客様にいただいたアンケートより〜

最後のツーリング │ ベルセレモニーお客様の声

この度は、大変お世話になりました。
ベルセレモニーの皆様には感謝の言葉しかありません。
常識も無く、全く無知な私に大変丁寧に全ての事を教えて下さり、ありがとうございました。

入籍後、結婚式を挙げて2週間後に癌が発覚。
いきなり闘病生活が始まりました。
癌が転移していく中、憧れだったトライクを購入することを決めました。
(※トライク…三輪の非常に珍しく価値のあるハイヤー)
もちろん高額でしたが、夫が元気になることを信じて、トライクに乗るために頑張るぞと思ってくれるならいいなと思っていました。

ただ、闘病生活から6年。
癌が全身に転移し、夫は逝ってしまいました。
結局トライクは2回しか乗れませんでした。
「1月にツーリングに行く」と計画をしていましたが、それも叶わず。。

葬儀はベルセレモニーに決めました。
対応してくれた新町さんはとても丁寧に接してくださり、新町さん自身バイクがお好きということでトライクがどれだけ私たちにとって宝物なのかを感じてくださったと思います。

葬儀当日、会館にトライクを運び、仲間にも見ていただけました。
お気に入りだったトライク用のジャケットを着た夫は穏やかな表情で眠っていました。
出棺の際はトライクのホーンで送り出していただきました。
火葬場まで道のりはトライク仲間に夫のトライクに乗ってもらい霊柩車に夫が乗っている前を走って最後のツーリングを楽しんでもらいました。

とっても素敵な葬儀が出来たと思います。
夫も喜んでいる事と思います。
イレギュラーな事が多々あったと思いますが、その時々で迅速な対応をしてくださった事、本当に感謝しております。
本当にありがとうございました。

スタッフよりメッセージ

僕自身がバイクが好きだったこともあり、トライクがご家族にとってとても大切なものだということがわかりました。
ご病気が発覚してからトライクを購入されることを決めたと伺い、旦那様だけでなく喪主の奥様がどんな思いで決断されたかも感じ取れ、ベルセレモニーとして最高の時間を過ごしていただきたいと思いました。

「最後のツーリング」をテーマにし、旦那様がトライクを十分に楽しんでいただけるように企画しました。
本来は金属のついたお洋服を棺に入れることは禁止されているのですが、火葬場のスタッフに頼み込み、叶えられました。

何より嬉しかったのは、旦那様のトライクを亡くなられたあとからも大切にし、奥様は免許をお持ちではなかったのですが、「自分でも乗れるようになりたい」とずっと所有されることを決断されたとお聞きしたことです。
私たちが行なっていることが少しでも前を向かれるきっかけになっているのかと思うと胸が熱くなりました。

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