#葬儀 #藤岡家族葬 #前橋家族葬
こんにちは。前橋市・藤岡市の葬儀社 ベルハースの林直哉です。
近年、家族や親族、親しい友人など限られた参列者で行われるお葬式「家族葬」を選択する方が増えています。
家族葬を行うにあたって、どのような準備が必要なのでしょうか。
今回は、家族葬で準備することについてのお話です。
家族葬に向けて準備することや家族葬の流れ、家族葬後にやることなどをご紹介します。
家族葬に向けて準備すること
家族葬とは、主に家族や親族、親しい友人など限られた参列者で行われるお葬式のことを言います。
事前に葬儀を広く周知することはせず、故人様と関係の深い方を直接お招きするのが一般的です。
家族葬については下記コラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
家族葬では、事前にやることや決めなければいけないことがあります。
依頼する葬儀社を決める
病院でご臨終を告げられた瞬間から、故人様が病院を出ることを考えなくてはなりません。
病院ではご遺体の搬送はしませんので、葬儀社に病院までお迎えに来てもらう必要があります。
また、病院は葬儀社を紹介しません。
病院によっては紹介してくれるところもありますが、基本は業者のリストがあり、その中から選びます。
しかし、リストに知っている葬儀社があるとは限りません。
あまり知られていない葬儀社の場合は、費用体系やどのような式場があるか不明な場合がほとんどですので、不安を感じてしまう方も多いでしょう。
いざというときに慌てないためにも、事前に葬儀社を決めておくと安心です。
参列者の範囲と人数を決める
家族葬では家族や親族、親しい友人など、故人様に近い方々を呼ぶのが一般的です。
しかし、家族葬の参列者の範囲には特に決まりがあるわけではないので、故人様の意思やご遺族が判断した上で決めてかまいません。
なお、葬儀に呼びたい人については、元気なうちに呼びたい友人などをリストアップして参列者リストを作っておくと、ご遺族に負担をかけないのでおすすめです。
生前に自分の葬式の準備をするメリットについては下記コラムでもご紹介しています。
あわせてご覧ください。
葬儀会場を決める
葬儀式場の大きさは大小さまざまです。
式場使用料は、式場の大きさによって大幅に変わります。
家族葬では会葬者の人数は多くないため、大きな式場は必要ありません。
葬儀規模に適した式場を予約しましょう。
家族葬に参列する際の服を用意する
家族葬の場合でも、一般的には黒の喪服を着用します。
喪主は正喪服で、男性は紋付羽織袴またはモーニング、女性は染め抜き五つ紋の黒無地の着物またはブラックフォーマルを着用しましょう。
なお、最近は喪主も一般的な喪服とされている準喪服でもかまわないとされています。
準喪服は、男性はブラックスーツ、女性は黒のワンピースやアンサンブルなどが該当します。
家族葬の流れ
ここからは家族葬の流れをご紹介します。
病院で亡くなった場合を例に、ご安置までの流れをみてみましょう。
①死亡診断書を受け取る
医師によるご逝去の確認の後、死亡診断書を受け取ります。
火葬場の申請や死亡届の提出には死亡診断書が必要になります。
②ご安置先を決めて安置する
病院で亡くなると速やかに病院を出なければなりませんが、その前にご安置先を自宅にするのか葬儀ホールにするのかを決めます。
しかし、葬儀ホールのご安置希望でも、希望したホールが使用中の場合があります。
その際は、ほかにご安置できる場所があるかを確認しましょう。
ご安置後は葬儀社に宗旨や宗派を伝え、それぞれに沿った枕飾りを設置します。
③葬儀社と打ち合わせをする
家族葬を行う日程、式の内容などについて葬儀社と打ち合わせを行います。
この際に葬儀プランなどについても確認しましょう。
④寺院など宗教家へ連絡する
ほとんどの宗旨・宗派では、ご安置された後に宗教家に来ていただくことになります。
そのため、お付き合いのある宗教家の電話番号を控えておきましょう。
宗教家とのお付き合いがない場合は、改めて依頼する必要があります。
近くに宗教家とつながりのある親族(同じ苗字の親族)より紹介してもらうと良いでしょう。
また、親族からの紹介が難しい場合は葬儀社に紹介してもらう方法もありますが、その場合は、宗旨、宗派が正確にわからなければ手配をすることができません。
不明な場合は、本家の方に問い合わせるなど、調べる必要があります。
⑤納棺をする
納棺は故人様を棺に納める大切な儀式です。
故人様の体を清めるために湯灌(ゆかん)を行い、死化粧を施して死装束に着替えさせ、棺へ納めます。
昔はご遺族が行なっていましたが、近年は葬儀社など専門業者が行うのが一般的です。
⑥通夜を行う
家族葬のお通夜は少人数で行われるケースが多いです。
お通夜の流れは一般葬と同じで、読経や焼香、喪主挨拶などを行います。
また、一般の参列者は開式前にお焼香をされ、焼香後お帰りになられるケースも多くなっています。
通夜後は、場合によっては食事や飲み物などを用意し、通夜振る舞いをされることもあります。
⑦葬儀・告別式を行う
一般的な家族葬では、お通夜の翌日に葬儀・告別式を行います。
読経や焼香、喪主挨拶などを行い、最後に参列者が棺の中へ副葬品や供花を納め、出棺します。
葬儀終了後は火葬場へ移動します。
この際は、故人様と近しい間柄の参列者が同行するのが一般的です。
⑧火葬・収骨を行う
市区町村役場が発行する火葬許可証を火葬場に提出します。
告別室や火葬炉の前で最後のお別れをした後に、火葬が行われます。
火葬の時間は施設や状況によって異なりますが、1時間半〜2時間ほどで終了します。
火葬後は骨壺に遺骨を納める収骨を行います。
家族葬後にやること
家族葬が終わった後も、手続きなどいくつかのやることがあります。
お礼の挨拶をする
参列されなかったものの、香典や供花をいただいた方々がいた場合は、お礼の挨拶を行います。
お礼状や電話などで感謝の気持ちを伝えるのが一般的です。
なお、家族葬にお呼びしなかった方には、葬儀後に近親者のみで葬儀を行なった旨をハガキなどで伝えると丁寧です。
役所で手続きをする
故人様の年金や保険に関する手続きが必要です。
年金については、葬儀後14日以内に年金受給者死亡届を提出しましょう。
法要を行う
葬儀の後に初七日法要を行いますが、最近は繰り上げ法要といって、葬儀と一緒に行うケースも多いです。
それ以降は、故人様を偲ぶための法要として四十九日、一周忌、三回忌などがあります。
家族葬で慌てないためには事前相談がおすすめ
万が一のときに慌てないために、自分や家族の家族葬について「事前に考えておく」と安心です。
その際には、葬儀社で行なっている事前相談を利用するのがおすすめです。
葬儀社での事前相談では、「ご自分たちがどのような葬儀を行いたいか」など、ある程度考えられていたほうがスムーズです。
もちろん、「どうしたら良いか見当もつかない」という場合でも、葬儀社は一緒に考えてくれるので、まずは気軽に相談してみましょう。
事前相談する葬儀社の選び方
葬儀式場が自宅の近くにあるというのも重要な基準の一つではありますが、さらに大切なことは、「親身に接してくれるか」「希望するホールの大きさは適当か」「葬儀費用は適正であるか」です。
まず、気になる葬儀社に電話をかけて、見積をはじめ、相談に乗ってくれるか聞いてみましょう。
葬儀ホール内の見学は、葬儀が入っていると見学場所が限られてしまうので、見学と相談が希望と伝えた方がスムーズです。
さらにイベントなどがあれば参加をおすすめします。
事前相談を行なった際に、内容に沿った見積を依頼します。
見積には葬儀社以外の支払の項目が記載されていない場合があるので、必ず見積に入っていない「その他にかかる費用」も確認するようにしましょう。
ベルセレモニーの事前相談では、「家族葬について全くわからない」という方でも真摯に対応させていただいております。
葬儀費用のことや、会場のこと、実際に喪主となった場合に準備しなければならないことなど、不安なことがありましたらお気軽にご相談ください。
家族葬ではさまざまな準備が必要。事前に備えておこう
家族葬は、主に家族や親しい友人を招いて行われる限られた葬儀です。
家族葬を行うことが決まったら、まず葬儀社を選び、病院からの搬送を依頼する必要があります。
病院では葬儀社の紹介は行わないことが一般的なため、あらかじめ信頼できる葬儀社を決めておくと安心です。
家族葬では、参列者の範囲を故人様の生前の意向に基づいて事前に決めておくとスムーズです。
葬儀会場は、参列者の人数に応じて適切な大きさを選び、必要な服装も用意します。
葬儀の流れとしては、死亡診断書の取得からはじまり、安置場所の決定、葬儀社との打ち合わせ、宗教家への連絡、納棺、通夜、葬儀・告別式、火葬と続きます。
葬儀後には、お礼の挨拶や役所の手続き、法要などを行う必要があります。
いざというときに慌てないためにも、元気なうちに葬儀社で事前相談しておくと安心です。
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