#家族葬 #葬式
こんにちは。前橋市・藤岡市の葬儀社 ベルセレモニー一級葬祭ディレクターの林啓嗣です。
葬儀はやり直しのきかない大切なセレモニーですから、信頼のおける葬儀社に依頼したいものです。
しかし、初めての葬儀で手探りの中、準備を進めるという方がほとんどで、何を基準に葬儀社を選べば良いかわからないという方も多いでしょう。
そこで今回のコラムでは、葬儀社の選び方について解説します。
大切なセレモニーを悔いなく執り行うための手助けになれば幸いです。
目次
葬儀社の選び方のポイント
葬儀社を選ぶポイントは、明確な料金体系と、相談時の対応です。
葬儀の費用といえば、一昔前は「高額ではあるけれど、実際いくらなのかよくわからない」というケースもありました。
しかし最近では、料金体系が明確で、詳細な見積もりを提示する葬儀社も増えています。
参列人数が不明な中での飲食代や僧侶へのお布施など、金額を明確にしにくいものもありますが、だからこそ費用の説明は重要!
事前に明細のはっきりした見積書を提示し、含まれる費用、含まれない費用、変動する可能性のある費用とその幅などを細かく説明してくれる葬儀社なら、費用の不安を軽減できます。
また、料金の説明を含め、質問にしっかり答えてくれ、ご家族の希望にそった提案ができる葬儀社を選びましょう。
特定のプランを紹介するのみではなく、予算や希望を満たせる選択肢を複数提示してもらえると良いですね。
さらに、葬儀社が提供できるサービス内容もチェックを。
宗教や宗派、葬儀の形態をはじめ、葬儀の規模や会場の選択肢、葬儀で行える儀式やセレモニーなども葬儀社によって異なる可能性があります。
どんな葬儀をしたいのかを考えた上で、希望の葬儀が行える葬儀社を選びましょう。
葬儀社の種類
どこに葬儀を依頼するか? を考えるためにも、どんな葬儀社があるのか、代表的な葬儀社の形態を知っておきましょう。
専門葬儀社
葬儀を専門に扱う会社で、全国規模の大手から、地元密着型の中小、家族経営の企業などさまざまあります。
自社で葬儀場を持っている企業と、地域のホールを利用する企業とに分かれます。
冠婚葬祭互助会
事前に会員となって互助会費を積み立てておき、冠婚葬祭のセレモニーサービスを受けられる企業です。
JAや生協など
農業協同組合(JA)や生活協同組合(生協)などが、組合員対象に冠婚葬祭のセレモニーサービスを提供するものです。
葬儀社選びに失敗してしまったら?葬儀のトラブル事例
葬儀社選びによっては、大切な葬儀でトラブルが発生してしまうことも。
葬儀で起こり得るトラブル事例をご紹介しますので、事前情報としてぜひ知っておいてください。
見積もり金額以上の費用がかかった
「想定していたより参列者がいて、香典返しや通夜ぶるまいの費用が上がってしまった」「僧侶に渡すお布施は葬儀社の見積もりに含まれないので、あとから気付いて焦った」など、費用に関するトラブルは多いです。
目安のプランを元に検討していても、思った以上に参列者がいて飲食代が高くなったり、葬儀社ではなくお寺や神社に払うものがあったりするなど、想定よりも高くなる可能性があります。
基本的には打ち合わせで説明があるはずですが、時間のない中忙しく準備を進めていると、コミュニケーションが不足してたり確認不足があったりして、トラブルになってしまうことがあるのです。
打ち合わせの際は複数人で行い、一つ一つ確認を取りながら進めるなどして、トラブルを防ぎましょう。
希望の葬儀ができなかった
大規模な葬儀をしたかったのに入りきらなかった、考えていたセレモニーをその葬儀社では対応していなかったなど、葬儀社の提供するサービスと家族の希望にギャップがあると、このようなトラブルが発生してしまいます。
こちらも、十分な時間のない中で葬儀社を決めてしまったり、打ち合わせでのコミュニケーション不足が原因となっていたりすることが多いです。
葬儀の内容や状況によっては、親族から「地域の風習と違う」「〇〇な葬儀にするべきだった」といったクレームが出てしまうこともあります。
こちらも、トラブル防止のために、葬儀社の選定や打ち合わせは複数人で行うことをおすすめします。
特に地域の風習などに厳しいエリアでの葬儀は、年長の親族にアドバイスをもらうなどして進めるのが良いでしょう。
葬儀社を選ぶタイミング
葬儀社を選ぶタイミングは主に2種類あります。
1つは亡くなったあとです。
病院で亡くなったときは、病院から葬儀社を紹介されることがあります。
ご遺体を病院からすぐに移動させる必要があるため、このときに移動と安置を依頼した葬儀社にそのまま葬儀を依頼することも多いでしょう。
ただし、すぐに葬儀の打ち合わせを進めることになり、大切な人を失った悲しみの中でとても忙しくいろいろなことを決めなくてはいけません。
対して、もう1つは生前のうちに葬儀社を選んでおくという方法です。
「亡くなる準備をしているようで嫌だ」と感じる人もいらっしゃいますが、「万が一の際の負担を少しでも減らせる」「本人の希望にそった葬儀を行える」として、生前に準備をするケースも増えています。
「自分が亡くなったあと、家族に負担をかけたくない」と、本人が自分の葬儀の準備をしておくケースもありますよ。
事前に葬儀社を選ぶケースでは、時間に余裕をもって検討できるのがメリット。
複数の葬儀社から見積もりをもらって比較できますし、葬儀の内容や規模なども本人の希望にそって選ぶことができます。
焦って決める必要がないため、費用や内容を納得した上で決められ、後悔のない葬儀につながるでしょう。
人生の終わりを見越して、荷物や資産の整理、ライフプランの見直しをする「終活」についても、考える人が増えています。
まずは断捨離から始めてみるのもおすすめですよ。
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葬儀社の選び方では料金体系と対応を中心にチェック
葬儀は高額かつ、やり直しのきかない大切なセレモニーですから、信頼できる葬儀社を選ぶことが大切です。
葬儀社の選び方でぜひポイントとしてほしいのは、料金体系が明確であることと、対応が丁寧であること。
詳細な見積もりを提示し費用の説明がしっかりしているか、質問に丁寧に答えてくれ、希望にそった提案をしてくれるかという点を見ながら選びましょう。
葬儀社を選ぶタイミングは、亡くなったあとと生前の2種類があります。
亡くなったあとでは時間のない中で葬儀社を選んで葬儀の準備を進めなくてはいけないため、遺族の負担が大きいという問題点も。
生前に葬儀社を選んでおければ、費用や内容をしっかり確認した上で選べ、本人の意向も反映できます。
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