葬儀の知恵袋(コラム)
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2020年6月28日(日)
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参列時に必要な準備と持っていくもの~葬儀~
参列時に必要な準備をご存じでしょうか?
葬儀参列時に必要な準備をご紹介します。
香典袋に現金を入れ、袱紗に入れます。またお葬式が仏教の場合には数珠を忘れずに持っていきましょう。
バッグやハンカチ、傘などの小物を持つ際にもマナーがあるため、遺族に対して失礼のないように気を付けることが大切です。
●香典の準備
・香典袋の用意
香典袋は白黒結びきりの水引を使います。右上にある飾りのある熨斗(のし)がついた熨斗袋は使用しません。
自宅で準備をしていない場合は、コンビニに揃っていますので購入するとよいでしょう。
香典袋の表書きは、参列するお葬式が仏教であれば「御香典」が無難ですし、宗教や宗派がわからない場合は、「ご霊前」で構いません。
また、香典袋に入れた金額やご自分の氏名、住所を忘れずに記入しましょう。
・香典(現金)
お付き合いに応じた金額を用意します。
香典に新札を入れることはマナー違反ですが、新札しか用意することができない場合には、一度三つ折りなどを行って折り目を付けてから入れるようにしましょう。
香典袋に現金を入れたと思い込みそのまま封をしてしまい香典を渡す方もいらっしゃいます。「うっかり」してしまったことではありますが失礼にあたってしまうので、封をする際には確認をするようにしましょう。
・袱紗(ふくさ)
不祝儀の際に袱紗を利用する方は若い方を中心に減っては来ているものの、金品を贈る際のマナーとされています。お持ちの方は忘れずに用意をしましょう。
色は、祝儀の際には赤色や朱などの暖色系を使いますが、お葬式などの不祝儀では藍色や紺などの寒色系を使います。また、紫色は、祝儀・不祝儀のどちらでも使う事ができますのでお持ちでない方は紫色を用意しておくとなにかと便利です。
袱紗の包み方は、結婚式などの祝儀の場合では右前に包みますが、葬儀などの不祝儀の場合は包み方が逆で左前に包みます。間違わないように注意が必要です。
●数珠(念珠)
お葬式が仏教の場合は数珠の用意を忘れないようにしましょう。
特に親族の葬儀の場合では持参するようにします。もし無い場合は、これを機会に仏具店などで購入することをおすすめします。
また、焼香する一時だけと家族や他の人から数珠を借りてお参りすることはマナー違反です。
では、数珠が無い場合はどうしたら良いのでしょうか?数珠がなくても遺族に対して失礼にはあたりませんので、数珠の貸し借りは行わないようにしましょう。
●小物などの持ち物
葬儀への参列では多くのマナーが存在します。マナー違反は遺族に対して失礼になってしまう事がありますので注意が必要です。
・バッグ
女性用は布製で黒いフォーマル用のバッグが一般的です。低価格から高額なバッグまで多くのバリエーションがあります。お持ちでない方は一つ用意しておくとよいですね。
注意点としては、殺生を連想する皮革製品や毛皮などはNGです。また、金属の装飾がついているなど華美に見えるものも避けましょう。
・ハンカチ
女性用のハンカチは黒か白で無地のものを選び、色柄物は避けましょう。
ハンカチの生地と同色の刺繍やレースは問題ありませんが、華美なものは控えましょう。
男性用も同様に黒または白にします。ポケットチーフは周囲に理解が得られない事が多いので控えた方が無難です。
・傘
傘が必要な時は、柄の部分に飾りのついていないもので、色は黒や紺色または濃いグレーであれば問題ありません。明るい色の傘は避けましょう。
「そのような傘を持ち合わせていない」「すぐに用意ができない」という事であれば、透明のビニール傘でも構いません。
●その他の持ち物
親族として葬儀に参加する際は、着替えを持参したり小さなお子様の持ち物があったりと、どうしても大きなかばんが必要になる場合があります。
このような場合では、なかなか葬儀にふさわしい大きいかばんの用意が困難です。
そのかばんをもって式に参列するわけではありませんので、他の方が見て不愉快にならない程度であれば多少柄や色が入っていても問題が無いとされますので控室などに保管しましょう。
まとめ
・香典の準備では、香典袋は白黒結びきりの水引を使い新札はマナー違反です。新札しか持ち合わせていない場合は、折り目を付けて香典袋に入れます。
・仏教式の場合、念珠(数珠)はなるべく持っていくようにしましょう。お持ちでない方は、これを機会に購入することをおすすめします。間に合わなかった場合は無くても構いません。念珠は個人の持ち物です。貸し借りはしないようにしましょう。
・お葬式に参列する場合のバッグや傘、ハンカチなどの小物にも配慮を忘れないようにしましょう。
衣類などを入れる大きなカバンは色や柄が入っていても常識の範囲内であれば問題ないとされます。ただし式場には持ち込まず控室に置くようにしましょう。
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