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2023年8月21日(月)
- ひとりごと
12年間の自分から学ぶ
こんにちは!
今日は別の媒体で投稿した過去のブログを見て、自分の12年を振り返ってみました(^^♪
以下、12年前のブログです。社長になって1年目に自分が書いたものです。
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尊厳
2011-05-26 09:24:51
昨日、盛和塾群馬の例会が行われました。
盛和塾は稲盛和夫塾長を中心に全国から世界にまで渡る「経営を学ぶ場」です。
そして「経営を学ぶ」とは「人生そのものをどう生きるか」を学ぶ事でもあります。
盛和塾に入塾して一年半が経過しました。その間、稲盛和夫塾長の話を直接聴いたりして、
私はこれまで生きてきた33年の人生を振り返り、今まで自分がどう考えどう生きてきたか、
そしてこれからどう生きるべきかを考えさせられました。
私は、「いかに自分の考え方が利己的だったか」を知り、深い反省と共に、
いま自分が生かされていることに感謝をしなければと思うようになりました。そう考えた時、経営観というものが変わります。
トップの在り方、従業員の導き方、親への感謝の仕方など、自分にさまざまな変化が起こり、この社長になってからの一年半、実に勉強になりました。
稲盛塾長の言葉に触れるとき、いつも「原点」にもどります。
「何のためにそれをするのか」を毎回自問自答するようになります。
昨日の例会でも、群馬塾生同士の話の中で、「仕事とは、その人の尊厳そのもの」であるという話がでました。
「仕事」を表現するとき、そんな風に考えたことはなかったので、また深い反省をしました。
「仕事が自分の尊厳」といえるような自分になりたいし、もちろん社員とも同じ思いを共有したいと思いました。
仕事はお金のためだけにするのではないと信じています。
我が社は物心両面の幸せを意識し、とくに求めたい「心の在り方」を、この先もずっと追い求めていきます。
盛和塾の例会の後は、いつもこの感覚です。また今日から頑張ろう!!
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今は亡き京セラの名誉会長、稲盛和夫氏。
盛和塾の塾長です。
社長になってどうしていいか分からず、さまよいながらご縁を頂いた盛和塾との出会い。
12年前の自分の言葉。かなり沁みます。
12年経ってみてどうであったか。
いろいろ紆余曲折はあるものの、まさに初志貫徹。
自分の環境は大きく変わりましたが、同じ思いです。
その当時の社員は退職して、残っているのは継続雇用で働いてくれている75歳の大先輩のみ。
2011年のメンバーは一人も残っていません。
それもそのはずです。2011年の社員というのは、私が社長ではない時代の社員です。
新しい社長となった私と共に歩むのはさぞ大変だったと思います。それだけ私が未熟でした。
そこから一人、また一人と、新メンバーを迎え、2014年からは新卒採用で学生を採るようになり、
この新卒採用がキッカケで2011年頃の頭の中をまとめて、
葬儀や会社について考えていたことを「自分の思い・理念」として語るようになりました。
私はなぜ会社経営をするのか。
我が社はなぜ葬儀をするのか。
葬儀とは何なのか。
家族とは何なのか。
こういう気持ちを、ずっとずっと思い続けて、迷いながらも、社員ともども元気に現在に至っております。
コロナの期間が明け、社内外の激しい変化に耐え、今いるメンバーやお客様を見つめると、12年前の自分の言葉が自分自身に刺さります。
もう一度、自分の同じ言葉を胸に、「今の会社」・「今の環境」に合わせてリスタートしようと思いました。
過去の文章の最後に「我が社は物心両面の幸せを意識し、特に求めたい”心の在り方”を追い求めていく」とあります。
このブログのことは忘れていましたが、一昨年コロナで打撃を追ったとき、もう一度見つめ直した会社の理念で「物心両面」から「心物両面」に書き換えました。
これは、我が社=私は、「物」より「心」を第一に考えるという自分自身の姿勢からくるものでした。
この「心」には、故人様やお客様のことも入っていますが、社長として従業員と向き合う時、
我が社で働いてくれるみんなの「心の充足」「心の安全」すなわち「心理的安全性」を求めて実現するという意識が強く強く入っています。
お客様に選ばれるために、お客さに対して良いサービスを提供する従業員のみんなの心の環境を整えていきます。
また、新たな気持ちで頑張ります!!
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